No.002
空き家が存在するとどんな危険性がある?
これらの危険性が増すと『特定空き家』に認定され、行政より命令・強制撤去・罰金等の罰則が課せられる可能性があります。
建物の老朽化による危険
- 倒壊や外壁・屋根の崩落
- 窓ガラスの破損による飛散
- シロアリや湿気による建物の劣化

防犯・治安の悪化
- 不法侵入や不審者のたまり場になる
- 放火や犯罪の温床になる
- 不法投棄の増加

近隣への影響
- 雑草や害虫(ゴキブリ、ネズミ)の発生
- 悪臭や景観の悪化
- 周囲の不動産価値の低下

自然災害時のリスク
- 台風や地震で倒壊し、隣家に被害を与える
- 大雨による屋根や壁の損壊で、瓦礫が飛散

経済的・法的リスク
- 管理せずに放置すると「特定空き家」に指定され、固定資産税が増額される
- 行政による強制撤去(代執行)で高額な費用負担が発生する
- 相続人が複数人の場合、相続人同士の遺産分割等のトラブル(相続問題)が発生する
- 相続登記をしていないと、権利関係が複雑化する恐れがあり、手続きが困難になる
