No.002
住宅ローンを滞納すると、どうなる?
住宅ローンを滞納すると、段階的に様々な影響が出ます。
一般的な例としては、下記の様な流れとなります。
1ヶ月目
支払遅延の通知が届く
住宅ローンの支払いを滞納すると、取引金融機関から「支払遅延の通知」や「督促状」が届きます。
この段階で、追加の遅延損害金が発生し始めます。
2〜3ヶ月目
再度、督促の通知が届く
そのまま滞納が2〜3ヶ月続くと、再度督促通知が届きます。
この段階でどうしても返済が困難な場合は、金融機関と、返済条件の変更や返済計画の見直しを行い、返済期間の延長などを相談します。
3〜6ヶ月目
支払い期限の猶予が無くなる
「借金を期日までに返済すれば良い」という債務者と債権者との約束事があります。
その期日が過ぎてしまうと「期限の利益喪失」という状態になり、契約に基づき金融機関が一括返済を求める事が出来る様になる為、全額を一度に返済する義務が生じます。
6ヶ月目
物件(自宅)の差し押さえ
一括返済ができない場合、担保とされた物件(自宅)を差し押さえられ、裁判所を通じて競売にかける手続きが開始されます。
これにより、最終的には物件(自宅)を失うリスクが生じます。